しびれの特徴と危険なしびれチェック しびれは、病院を受診するきっかけになる主な症状の一つです。多くの患者様が当院をしびれの主訴で受診されます。 しびれの種類 日常生活の中では、しびれという言葉は、いろいろな意味で使われています。たとえば、「触っても感覚がにぶい」、「冷たさや熱さが感じにくい」、「痛みを感じにくい」などの感覚鈍麻 (感覚の低下) を意味することもあれば、「何もしなくてもジンジンする、ビリビリする」、「針でさされたような感じ」、「灼けつく様な感じ」などの異常感覚を意味することもあります。 また、「手足に力が入りにくい」、「動きが悪い」などの運動麻痺 (脱力) をしびれとして表現することもあります。 しびれの原因と治療法 このようにしびれの内容は実に多彩であり、また、しびれを引き起こす原因も脳の病気、脊髄の病気、手足の末梢神経の病気などいろいろな病気が挙げられます。しびれの原因により治療法も異なるため、しびれに対する正しい診断が必要となります。 当院では丁寧な問診と神経学的診察から原因を推定し、必要な検査をおこないながら、診断治療を進めていきます。 危険なしびれチェック しびれには、1秒でも早く治療する必要があるケースもあります。下のチェックに一つでも当てはまる方は、救急車を呼びましょう。 突然しびれを感じるようになった 右、左どちらかだけにしびれを感じる 親指と小指で同じ程度のしびれを感じる ろれつが回らない 麻痺がある