小児科とは、子ども(0歳～15歳)の内科領域の病気を診る科です。大人と同じ病名、大人と同じ症状だとしても、体の機能が完成した大人と未成熟な子どもでは治療の仕方、処方する薬が異なる場合がありますので、適切な知識・判断に基づいた、より慎重な選択が必要となります。また、小児科は大人の内科に比べて診断範囲が広いので、赤ちゃんや子どもの病気で何科を受診するかを迷ったときには、まずは全身の状態を見てくれる小児科を受診しましょう。
子供は熱を出すことが多く、またおう吐や下痢も頻繁におきます。また、皮膚が弱く、アレルギーなどで、アトピー性皮膚炎になりやすいなど、子供特有の症状もあります。
当院では急にお熱を出したり、おう吐や下痢がある患者様が多く来られます。状態を詳細に診察し、まずは緊急的に大学病院などの受診が必要か判断させていただきます。その場合はスムースな受診ができるよう手配させていただきます。一般の上気道炎や胃腸炎では当院にてお薬を処方いたします。しかし、小児の場合は急に状態が変わることもよくあることで、その場合の対処につきましても連れてこられた保護者の方に対応の手順などを詳細に説明させていただいています。