環境の変化や職場、人間関係など悩みがあるとき頭痛が起こることはありませんか?このような頭痛はストレスが原因となって起こっているかもしれません。
この記事では、ストレスで起こる頭痛のメカニズムを解説します。併せて頭痛以外に起こるストレス性の症状やリフレッシュ方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ストレスによって引き起こされる頭痛
頭痛は病気が原因ではない一次性頭痛と何らかの原因によって引き起こされる二次性頭痛があります。ストレスによって引き起こされる頭痛は、一次性頭痛で、緊張性頭痛や片頭痛がこれに該当します。
片頭痛
片頭痛は、何らかの原因で脳の血管が拡張して頭の片側・両側に脈を打つような痛みを伴います。
この片頭痛は前兆症状の閃輝暗点あとに、こめかみから目、後頭部にかけて数時間から数日間程度、ズキズキと脈打つように痛みます。また、症状がひどくなると吐き気や頭痛を伴うことがあり、光や音に過敏になる人もいるのが特徴です。
片頭痛は、男性に比べて女性に多く、女性ホルモンと関連があることが分かっています。また、ストレスのほかに睡眠不足や天候の変化、特定の食べ物、栄養不足なども片頭痛を誘発するため注意が必要です。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は一次性頭痛の中で最も多い頭痛です。
後頭部から首筋にかけて圧迫感を伴う頭痛ですが、片頭痛のように脈打つ頭痛ではありません。頭を締め付けられているかのようなずっしりとした痛みが特徴で、身体的あるいは精神的なストレスが原因となって起こります。
長時間のデスクワークやスマホの操作をしていたり、同じ姿勢で長時間作業をしていたりするほか、疲労や悩み、睡眠不足など精神的なストレスが長期化することで起こりやすくなります。
緊張型頭痛は、めまいを伴うこともあり、朝は比較的症状が軽いのも特徴です。疲労が蓄積すると症状も強く現れやすいため、疲労をため込まないようにしましょう。
頭痛以外のストレス性の症状
ストレスがかかると、自律神経のひとつ交感神経が優位になり体にはさまざまな症状が現れます例えば、以下のような症状です。
・胃もたれ
・目の疲れ
・肩こり、首こり
・腰痛、背中の痛み
・寝起きの悪さ
・立ちくらみ
・風邪が長引く
・微熱やだるさが続く
など
頭痛と併せてこれらの症状があれば、まずは十分な休息を取りましょう。それでも改善しない場合には、医療機関を受診してください。
おすすめのリフレッシュ方法
ストレスが溜まっているときは、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけてストレス発散することが大切です。
例えば以下のような方法を試してみてはいかがでしょうか?
- 趣味の時間を作る
- 映画鑑賞や読書をする
- 運動をする
- 日光浴をする
リフレッシュするときに大切なのは、自分に合った方法で無理なく行うことです。心地よいと感じるものを選び、没頭することでよい気分転換になるでしょう。
また太陽の光を浴びると、精神安定に欠かせないセロトニンが分泌されるとともに、体内リズムを整えてくれます。運動をしながら日の光を浴びたり、朝起きてカーテンを開けたりするなどして日光浴をするのもおすすめです。
まとめ
ストレスで起こる頭痛は片頭痛や緊張型頭痛の可能性があります。これらの頭痛が起きたときは、まずは安静に過ごすことが大切です。今回紹介したリフレッシュ方法を試しながら、頭痛と上手に付き合うことが大切です。
頭痛の症状が長く続くようならほかの病気が隠れているかもしれません。症状にお悩みのときは医療機関を受診しましょう。
大清水クリニックでは、患者様の症状を和らげ、快適な毎日をお過ごしいただけるよう診療に努力いたします。
また大清水クリニックでは、子供の頭痛はもちろんのこと、めまい・しびれに悩む女性に寄り添った治療もご提案しています。
つらい頭痛・めまい・しびれ等にお困りの方は名古屋市緑区の大清水クリニックへお気軽にご相談ください。