疲れているときにチョコレートを食べるとストレスが和らぐように感じることはありませんか?一方で、チョコレートを食べると頭痛がすると感じる人もいます。実はチョコレートは、体質によっては頭痛を引き起こすきっかけになることが分かっています。
この記事では頭痛とチョコレートの関係について、頭痛専門医が詳しく解説します。
目次
チョコレートを食べると頭痛が起こるのはなぜ?
頭痛持ちの人の中には、チョコレートを食べると頭痛が起こる人もいます。その理由はチョコレートに含まれる「チラミン」などのアミンが関与しているためです。
アミンとは、アンモニアの水素原子が炭水化物に置き換わった有機化合物の総称です。チラミンはアミノ酸の一種でチョコレートなどの発酵・熟成食品に多く含まれています。体内で血管を収縮させて血圧を上昇させる作用があり、これが頭痛の発生に関与するのではないかと考えられています。
ただし、すべての人がチョコレートを食べると頭痛が起こるというわけではありません。頭痛持ちの人の中でも片頭痛がある人に起こりやすいのが特徴です。
片頭痛とチョコレートの関係
片頭痛は頭の片側もしくは両側のこめかみ辺りがズキズキと脈を打つように痛みが特徴の頭痛です。月に1~2回、週に1~2回の頻度で起こることもあり、吐き気を催したり寝込んでしまったりするなど日常生活に支障をきたす場合もあります。
片頭痛の原因はまだはっきりとわかっていませんが、血管の拡張が関係しているとも言われています。前述のように、チョコレートには血圧を上昇させる作用があるため、これが片頭痛を引き起こすのではないかと考えられているのです。
片頭痛の人がチョコレートを食べるときに注意すべきポイント
片頭痛の人は頭痛発作が起きているときはチラミンを含むチョコレートの摂取は控えましょう。
また、頭痛が起こる前にチョコレートを含む食品を食べている場合は、チョコレートが片頭痛を誘発している可能性があります。心当たりがある場合は、チョコレートを控えたり、ごく少量の摂取にしたりして片頭痛が起こらないようにコントロールすることが大切です。
緊張型頭痛とチョコレートの関係
緊張型頭痛は、後頭部から首筋にかけて重苦しいと感じたり、頭をベルトで締め付けられたりしているような圧迫感が特徴の頭痛です。身体的・精神的ストレスが原因で、長時間同じ姿勢や、環境の変化や人間関係などのストレスなどで起こると考えられています。
緊張型頭痛のうち、反復性緊張型頭痛は頭や首、肩の緊張により起こることが多いと考えられています。デスクワークのように長時間同じ姿勢を続けることで、血行不良になって頭痛が起こると考えられています。
緊張型頭痛の人がチョコレートを食べるときに注意すべきポイント
チョコレートにはリラックス効果や気分を落ち着ける作用があります。そのため、ストレスや緊張が原因で起こっている緊張型頭痛を和らげるサポートをしてくれます。
ただし、チョコレートの取り過ぎは血糖値の急上昇を招くため、強い眠気や疲労感、集中力の低下などを招くこともあります。緊張型頭痛の症状があるときは、ストレッチをしたり温かい飲み物でリラックスしたりしながら、一口だけチョコレートを食べるなどの工夫をしましょう。
まとめ
チョコレートは疲れているときなどにストレスを軽減してくれる作用がある一方で、片頭痛がある人にとっては頭痛を起こすきっかけになってしまうこともあります。チョコレートを食べたあとに頭痛が起こりやすい人はチョコレートを食べるのを控えましょう。
大清水クリニックでは、患者様の症状を和らげ、快適な毎日をお過ごしいただけるよう診療に努力いたします。
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