頭痛外来とは?頭痛専門医が解説します

頭痛は、めまい・しびれと並ぶ3大神経症状のひとつです。

ほとんどの人が一度や二度は経験するありふれた症状であるため、頭痛を「病気」だと考える人はあまりいないのではないでしょうか?

また、医療機関を受診したのに、「痛み止めを処方されて終わり」「痛み止めで一時的に良くはなるけれど、根本的な問題は解決しないまま・・・」という方も少なくありません。

今回は、そんな頭痛に悩む方のための「頭痛外来」についてお話します。

 

「頭痛外来」とは

頭痛外来とは、頭痛やそれに伴う症状を治療する「頭痛に悩む方のための専門外来」です。
脳神経内科・脳神経外科の医師を中心に、頭痛治療に関する豊富な専門知識と経験を持つ「頭痛専門医」が診察にあたります。
一般的な外来では、頭痛に対して鎮痛剤や制吐剤を処方して終わり・・・ということも少なくありませんが、頭痛外来では丁寧な問診・診察・検査を行い、薬の処方だけでなく生活指導や予防治療など包括的なケアを行うのが特徴です。
これまで、つらい頭痛を市販薬で紛らわしていた方・医療機関を受診しても期待する治療効果が得られなかった方・痛くなる前に予防したい方など、頭痛に関する悩みをお持ちの方は、ぜひ一度頭痛外来を受診してください。

 

頭痛外来を受診するタイミング

頭痛外来を受診するタイミングですが、頭痛によって困ることがあれば早めに受診されることをおすすめします。
例えば、頭痛発作が週に2~3回ある・市販薬でコントロールできない・頭痛によって日常生活や仕事に支障が出ている・いつもと違う痛みを感じる・・・といった場合です。
とくに、普段と比べて痛みの感じ方が違ったり、しびれや吐き気など普段はない症状が現れたりした場合は、重篤な病気が潜んでいる可能性もあるため速やかに受診してください。
また、頭痛に伴う睡眠不足・イライラ感などがあるときも、我慢せずに一度専門医にご相談ください。

 

頭痛外来の診察の流れ ~初診で聞かれること・検査について~

脳卒中は「脳梗塞」「脳出血」「クモ膜下出血」「一過性脳虚血発作」の総称で、脳の血管が詰まる・破れることによって血液が回らなくなり、脳の神経細胞が正常に働かなくなる病気です。
脳は全身のあらゆる機能をコントロールする司令塔であり、生命維持に欠かすことのできない重要な器官です。そのため、脳卒中でダメージを受けるとさまざまな症状が現れます。

頭痛外来を初めて受診していただく際には、必ずすべての患者様に問診を行います。
頭痛の診断でもっとも重要なことは、明らかな病変のない「一次性頭痛」と、脳腫瘍やクモ膜下出血などを原因とする「二次性頭痛」の鑑別です。
ここを見誤ると命に関わることもあるため、初診時の問診は非常に重要なのです。
また、丁寧な問診によって頭痛の性質や特徴を知り、その人に合った適切な治療につなげることができます。

初診で確認させていただく内容

1. いつ頃から頭痛で悩んでいますか?(年齢や具体的な時期がわかれば)

2. 今回の頭痛はいつからですか?

3. どの部位が痛みますか?

4. どのように痛みますか?(ズキズキと拍動するような痛み、締め付けられるような痛みなど)

5. どれくらい続いていますか?(持続期間)

6. 頭痛のほかに、気になる症状はありますか?(吐き気、めまい、しびれなど)

7. 頭痛の頻度はどれくらいですか?(週に◯回、月に◯回など)

8. どのようなときに頭痛が起きやすいと感じますか?

9. 頭痛が悪化する、もしくは改善するきっかけはありますか?(運動するとひどくなる、冷やすと改善する、気候が影響するなど)

10. 頭痛によって、日常生活・仕事・人間関係などに支障はありますか?

11. 現在飲んでいるお薬はありますか?

12. 現在飲んでいるお薬はありますか?

初診の際には、これらの内容をあらかじめメモにまとめておくとスムーズです。

検査について

症状について問診で詳しく伺ったあと、意識・発語・運動・反射などの神経学的検査を行い、必要に応じてCTスキャンなどの精密検査を行います。

当院でも、必要時にすぐ検査ができるようCT設備を整えています。

 

頭痛外来でできる治療

頭痛の治療は薬物療法が中心ですが、当院では症状に関する相談や生活指導も積極的に行っています。

生活指導

頭痛の治療は、患者様ごとの頭痛の性質・特徴を知ることから始まります。
当院では患者様に頭痛ダイアリーをつけていただき、その情報をもとに頭痛を引き起こすきっかけ・予兆・憎悪因子・改善因子などを把握し、効果的な対処法をご提案しています。

急性期治療

頭痛発作が起きてしまったとき、応急的に痛みを鎮めるのが「急性期治療」です。
痛みの程度に応じて、非ステロイド性消炎鎮痛剤・アセトアミノフェン・トリプタン製剤などを使用して痛みの改善を図ります。

予防治療

頭痛発作の頻度が高く、日常生活に支障をきたしている場合は予防治療を検討します。
予防治療は、頭痛発作の有無に関わらず、塩酸ロメリジンやバルプロ酸などの予防薬を毎日決まった時間に服用していただく治療法です。

 

名古屋で頭痛外来をお探しなら大清水クリニックへ

頭痛持ちの方の多くは、痛みが過ぎ去るのをじっと我慢し、自己流の対処法でしのぎながら頭痛と付き合ってきたのではないでしょうか?
頭痛は単なる症状ではなく、生活の質を著しく低下させるという点で立派な「病気」です。
一人で悩まず、ぜひ頭痛専門医のいる大清水クリニックへご相談ください。
大清水クリニックでは、患者様の症状を和らげ、快適な毎日をお過ごしいただけるよう診療に努力いたします。
また大清水クリニックでは、子供の頭痛はもちろんのこと、めまい・しびれに悩む女性に寄り添った治療もご提案しています。
つらい頭痛・めまい・しびれ等にお困りの方は名古屋市緑区の大清水クリニックへお気軽にご相談ください。

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