【専門医が解説】低気圧によるめまいのメカニズムと効果的な対策

低気圧になると、体のだるさやめまい、頭痛、吐き気、むくみなどの症状に悩むことはありませんか?それは「低気圧不調」と呼ばれる、低気圧特有の症状かもしれません。この記事では頭痛専門医が低気圧によるめまいのメカニズムや症状、対策法を解説します。

低気圧によるめまいの原因・メカニズムは?

なぜ低気圧が近づくと不調が起こるのでしょうか?実は、まだはっきりとしたメカニズムが分かっていません。ただし、内耳と自律神経、女性ホルモンとの関係が示唆されています。

 

内耳との関係

1つ目が内耳と低気圧の関係です。気圧が低下すると、耳の内部にある内耳の気圧センサーが反応します。
この内耳には体のバランスを司る「前庭」と呼ばれる器官がありますが、この気圧の変化によって前庭がストレスを感じるとめまいやふらつきが生じることがあるのです。

 

自律神経との関係

2つ目は自律神経と低気圧の関係です。低気圧になると、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを乱すことがあります。
低気圧で交感神経のバランスが乱れると血管が過度に収縮・拡張するため、頭痛やめまい、吐き気、倦怠感などが現れやすくなることが分かっています。

 

女性ホルモンとの関係

女性は月経周期や女性ホルモンの変動時期に低気圧が重なると、めまいなどの症状が起こりやすくなることがあります。
生理前の低気圧でめまいやだるさなどの不調があらわれるときは、心と体に不調が起こるPMS(月経前症候群)に注意しましょう。

 

低気圧不調の症状

低気圧不調で起こる症状は「めまい」だけではありません。低気圧のときには以下の症状にも注意しましょう。

 頭痛
 倦怠感
 むくみ
 吐き気
 食欲不振
 下痢
 肩こり
 膝・手首などの関節の痛み
 全身の痛み
 動悸
など

これらの症状は、天気が悪くなる前から起こる場合や、雨の日はずっと症状が続くなど症状が続く時間に個人差があります。不調が長く続く際は医療機関を受診しましょう。

 

低気圧のめまいの対策方法

低気圧によるめまいは、日ごろからのケアと気圧予報アプリの活用である程度、対策することが可能です。今日から取り組める対策法を紹介します。

 

生活習慣の見直し

気圧の変化で乱れやすい自律神経は、規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。

生活習慣の見直しとして大切なのが「バランスの取れた食事」「ストレスケア」「運動不足の解消」の3つです。健康で過ごすための3要素としても知られていますが、低気圧のめまいにおいてもこの3つが大切です。

暴飲暴食や偏った食事は避け、ウォーキングやヨガなどの軽い有酸素運動で運動不足とストレスの解消をしましょう。

 

気圧予報アプリの活用

雨の日や曇りの日、梅雨時期などに頭痛やめまいが起こりやすい人は、気圧予報アプリの使用もおすすめです。

気圧変化を予測してくれるアプリを使えば、気圧による頭痛発症のリスクを予測したり、実際に頭痛やめまいを記録したりすることができます。気圧が大きく変化する際には、アラートで知らせてくれるため、事前に対策しやすくなるでしょう。

 

まとめ

低気圧によるめまいはまだはっきりとした原因が分かっていません。しかし、内耳や自律神経や女性ホルモンとの関係が示唆されています。低気圧によるめまいは、規則正しい生活習慣や気圧予報アプリなどを活用することで対策が可能です。
しかし、症状が長引く場合は専門の医療機関を受診するようにしましょう。

 

大清水クリニックでは、患者様の症状を和らげ、快適な毎日をお過ごしいただけるよう診療に努力いたします。
また大清水クリニックでは、子供の頭痛はもちろんのこと、めまい・しびれに悩む女性に寄り添った治療もご提案しています。
つらい頭痛・めまい・しびれ等にお困りの方は名古屋市緑区の大清水クリニックへお気軽にご相談ください。

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