【風邪】発熱やのどの痛みとおこる頭痛を解説

風邪をひくと、咳、鼻水、のどの痛みなど辛い症状に頭がぼーっとして集中力が低下してしまうことがあります。

そして熱や頭痛が起こると、つらい症状に寝込んでしまうこともあるでしょう。

この記事では風邪で起こる頭痛の原因と対処法、注意すべきことを頭痛専門医が解説します。

 

風邪をひくとなぜ頭痛がするの?

そもそも風邪は、鼻やのどにウイルスや細菌が感染して炎症を起こすことで引き起こされます。
片頭痛や緊張型頭痛が二次性頭痛と呼ばれるのに対して、風邪で起こる頭痛は一次性頭痛と呼ばれます。

風邪をひくと起こる頭痛の原因は、頭の血管が広がって周辺が刺激されるためです。

また「一次性咳嗽性頭痛」といって、咳によって引き起こされる頭痛もあります。
咳や息を我慢することで、脈打つような痛みや刺すような痛みを感じることがあるでしょう。

風邪のときに起こる症状

一口に風邪と言っても細菌やウイルスの種類によって症状はさまざまです。
頭痛以外にも以下のような症状があるときは、片頭痛や緊張型頭痛ではなく、風邪を疑ってみましょう。

・発熱
・咳
・のどの痛み
・鼻水、鼻づまり
・倦怠感
・筋肉痛
・集中力の低下

など

風邪による頭痛の対処法

風邪で頭痛がするとき、できれば早めに改善したいものです。
風邪でつらいときは次のように対処をしてみましょう。

風邪薬や頭痛薬を飲む

頭痛の症状があるときは風邪薬や頭痛薬を服用しましょう。
どちらにも痛み止めの成分が入っているため、風邪による頭痛症状を緩和してくれます。

配合されている成分は次のようなものがおすすめです。

・アセトアミノフェン
・イブプロフェン
・アスピリン
・エテンザミド

など

ただし市販薬を服用する場合は、ドラッグストアで薬剤師や登録販売者の説明を受けるようにしましょう。
市販薬を服用しても症状が改善しないときは、内科を受診して処方薬を服用してください。

冷えピタやアイスノンで緩和する

風邪で起こる頭痛の原因は頭の血管が広がるためです。
そのため、冷えピタやアイスノンなどを使って頭痛が起きている場所を冷やしましょう。

あわせて発熱の症状があるときは、わきの下や鼠経などの太い血管を冷やすのも症状緩和に効果的です。

十分な栄養と睡眠をとる

風邪は各症状を緩和する薬はあっても、ウイルスを退治する特効薬がないのが現状です。
そのため、風邪薬や頭痛薬などで各症状を緩和しつつ、十分な栄養と睡眠を取るようにしましょう。

十分に睡眠を取ることで回復を早めます。症状がつらくて眠れないときでも横になって過ごすようにしましょう。

こんな頭痛には要注意!

頭痛は風邪以外にも起こりますが、なかには要注意な頭痛もあります。
例えば、頭を強く殴られたような頭痛はくも膜下出血の可能性があります。
これまでに経験したことのないような激しい頭痛があれば、何らかの病気の可能性があるためすぐに受診が必要です。

激しい頭痛・頭痛がひどくなる、意識障害、嘔吐・吐き気などの頭痛には十分注意しましょう。

まとめ

風邪で起こる頭痛や血管が広がったときや咳などが原因で起こります。
頭痛があるときは、風邪薬や頭痛薬を使用して。、十分な睡眠を取りましょう。
頭痛の中には命に関わる病気の可能性もあるため、激しい頭痛があるときはすぐに医療機関を受診しましょう。

 

大清水クリニックでは、患者様の症状を和らげ、快適な毎日をお過ごしいただけるよう診療に努力いたします。
また大清水クリニックでは、子供の頭痛はもちろんのこと、めまい・しびれに悩む女性に寄り添った治療もご提案しています。
つらい頭痛・めまい・しびれ等にお困りの方は名古屋市緑区の大清水クリニックへお気軽にご相談ください。

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